Seneca ESG、OWL Analyticsと提携し、ESG格付けを実現

bannar

投資運用会社および企業向けのソリューション構築を専門とするソフトウェアプロバイダー、Seneca ESGは、OWL analyticsとのパートナーシップを発表しました。この協定によって、OWLのコンセンサススコアと分析を組み込んだワークフロー自動化ツールを金融市場参加者に提供します。

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今回の提携により、ユーザーはビジネスとESGデータの連携強化が可能に

Seneca ESGは、投資運用会社と企業の両方が、ESGデータや分析とビジネス上の意思決定との統合をより強化することを可能にします。

同社のZENOプラットフォームでは、ユーザーはカスタマイズされたESGの枠組みでポートフォリオを評価し、さまざまなデータプロバイダーからのブレンドデータを利用します。さらにOWLアナリティクスとの戦略的提携により、ユーザーは、株式のESG分析やスクリーニングに簡単に利用できる月次ESGコンセンサススコアを含む、OWLアナリティクスのESGサービスにアクセスできるようになるのです。また、世界中の25,000社のパルプ企業を対象に、地域別、セクター別、産業別のランキングやパーセンタイルなど、さまざまなスクリーニング基準に基づいて無制限のポートフォリオを作成することができます。

明確で客観的なESG評価を目指して

OWLアナリティクスは、ESGリサーチに特化したオルタナティブデータ企業です。OWLは、ESG評価は現状かなり主観的であると認識しています。実際に、業界ごとにどのESG要素が関連しているかについては、主要なESG研究者の間で大きな意見の相違が存在しているところです。そこでOWLは、何百ものESGデータや調査結果を集約し、より強固なデータに基づいて企業のスコアやランキングを作成し、客観性を高めるように最適化しています。

Seneca ESGのCEOであるジョナサン・ハーは、「私たちは、OWLアナリティクスと協力して、堅牢なZENOプラットフォームを通じてESGデータに投資会社が容易にアクセスできるようになることを嬉しく思います。」と述べています。

ESG市場のパイオニアである両社の戦略的パートナーシップは、基礎となるESGデータの真の価値に焦点を当て、より良い情報に基づいた投資判断を行うことで、ユーザーに利益をもたらすのです。

参考記事:Seneca ESG Partners with OWL Analytics to Deliver ESG Ratings (tmcnet.com)

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