ドロップボックス、2030年のネットゼロ戦略の詳細を発表

データ共有サービスを提供しているドロップボックスは、2030年までに事業全体でカーボンニュートラルを達成する計画の詳細を発表しました。

ドロップボックスは8月3日、ネットゼロに関する新たなコミットメントを発表しました。

スコープ1とスコープ2の直接排出、および出張による間接的なスコープ3の排出について、カーボンニュートラル達成に向けて前進していると述べています。また、データセンターのストレージ・サーバーの電力が100%再生可能エネルギーで賄われていることを明らかにしました。

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>>ゼロカーボンとは?世界的な推進による影響・取り組む企業の事例|NET ZERO NOW

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再生可能エネルギーの100%供給を達成

「データセンターを運営する企業として、当社が世界のエネルギー消費に与える影響を認識しており、データセンターのストレージ・サーバーの電力をすべて100%再生可能エネルギーで賄っていると発表できることを誇りに思っています。これは、お客様が当社にデータを保存する際に、二酸化炭素の排出をしていないことを意味します。」

ドロップボックスは、次の3つの分野に注力することで、再生可能エネルギー100%の目標を達成しました。クラス最高の電力使用効率の維持、全体的な電力消費の最適化、より多くの再生可能エネルギーの調達です。電力利用効率(PUE)とは、データセンター事業者が消費する電力をどれだけ効率的に活用しているかを追跡する効率指標です。

さらにドロップボックスは、使用していないサーバーの電源を自動的にオフにする技術や、サーバーのアイドリング時の電力使用量の削減にも取り組んでいます。これにより各サーバーの寿命期間中の電力使用量を約5%削減でき、さらに50%のエネルギー削減が可能になります。

企業価値の向上も見込める

同社は目標達成によるビジネス上のメリットについても指摘しています。エデルマン2021トラストバロメーターによると、持続可能な活動を行っている企業を顧客が信頼する可能性は5.7%高いという結果が出ています。

「この1年半で、データセンターの二酸化炭素排出量を15%削減しました。今後も、スマートで革新的な削減方法を模索し、2030年までに持続可能性に関する目標を達成していきます」

また、ドロップボックスは、従業員に環境保護のためのボランティアを奨励するという新たな取り組みも発表しました。ドロップボックスの社員は、毎年32時間の有給休暇を取得して、持続可能な社会のために活動することができます。

参考記事:https://www.businessgreen.com/news/4035432/dropbox-drops-details-2030-net-zero-strategy

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