米上院、カーボンオフセットを奨励する気候変動法案を可決

6月、米上院は92対8で新たな気候変動法案を可決しました。この法案は、農家、牧場主、林業家が、業務上の排出を削減したり、空気中の二酸化炭素をより多く土壌や植物に吸収させることで発生するクレジットの販売による収益獲得を支援します。これを受けて、農務省には新たなクレジットの認証プログラムが創設されました。

この法案は、Mike Braun、Debbie Stabenow、Lindsey Graham、Sheldon Whitehouseの各上院議員が提出し、民主党と共和党がほぼ半々で55名以上の共同提案者を得ています。また、これまで気候変動対策に前向きでなかったアメリカ農業局連盟と、Environmental Defense FundやNature conservancyなどの環境保護団体の両方からも支持を受けました。
Graham氏は声明の中で、「この法案は農業関係者と市民の双方にメリットがあります。サウスカロライナ州の農業関係者はこの法案によって、環境だけでなく農業経営にとっても有益な二酸化炭素削減に大きく貢献することができるのです。」と述べています。

こちら、ご参照ください。→
>>カーボンオフセットとは?事例と用語をわかりやすく解説! (netzeronow.jp)
>>J-クレジット制度とは?導入方法やメリットをわかりやすく解説 | NET ZERO NOW

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農業の分野でも進むカーボンオフセット

ブラウン議員は法案可決後の記者会見で、若い議員や農業従事者がカーボンオフセットに関心を抱いていることを示し、「この法案の可決は、社会が気候全般に起きている問題を解決するために資金を出す準備ができていることを示しています。」と述べました。

企業のみならず、農業の分野でも主体的なカーボンオフセットの取組が進んでいるのです。この動きを受けて、今後さらにカーボンオフセットに関する適切な政府の援助と社会への広まりが必要となるでしょう。

参考記事:Growing Climate Solutions Act set to be introduced in U.S. Senate

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