英国チャールズ皇太子、COP26を前に地球温暖化対策の「危険なほど狭い機会の窓」を警告

チャールズ皇太子が世界に向けて、今のままでは気候変動への対策が手遅れになる可能性があり、各国が断固とした行動を取らなければならないと警告しています。

COP26は英国・グラスゴーで開かれますが、これまでのCOPを振り返ると重要なのは議長国の先導です。皇太子が表立って環境問題について発言したことは、良い先駆けになったと言えるでしょう。

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英国皇太子、環境問題への対策不足に警鐘を鳴らす

10月31日から11月12日までスコットランドのグラスゴーで開催される国連気候変動会議(COP26)を1週間後に控えた日、チャールズ皇太子は、サウジ・グリーン・イニシアティブ・フォーラムへの録音メッセージで「私たちには今、持続可能な未来のための基礎を築きながら、緑の回復を加速させるための危険なほど狭い機会しかない。」、「何よりも、私たちが孫やその子どもたちに遺す未来の存在を考えなければならない。」と厳しい予測を述べました。

しかし、希望は十分にあるしすでにいくつかの進展が見られている、とチャールズ皇太子は付け加え、10月25日にリヤドで開催される「サウジ・グリーン・イニシアティブ」と「中東グリーン・イニシアティブ」について以下のように言及しています。

「専門家たちは、COP26では明確なベースラインを持った野心的な国別貢献を追求し、2050年までにネットゼロを達成する必要があると政策立案者に伝えています。」

COP26は英国で開催、その成功は議長国の手腕にかかっている?

COP26は、スコットランド・グラスゴーで10月31日より開催される予定です。約200カ国の代表者が集まり、地球温暖化を管理可能な状態に保つための枠組みについて議論し、決定します。

今回は2030年目標の引き上げが主な争点になりますが、議論を主導する英国は目標強化のために自国の得意とする金融政策をアピールするでしょう。例えば、英国の気候変動対策として代表的な炭素予算です。COP26では、これらの英国が手腕を発揮できる分野に注目するのも面白いかもしれません。

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参考記事>>Prince Charles warns of ‘dangerously narrow window of opportunity’ to tackle global warming | News & Features | ArcaMax Publishing
協議進展担う 英国の手腕 COP26、金融・市場活用に注目: 日本経済新聞 (nikkei.com)

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