NET ZERO NOW公開の背景:海外経験を通じて湧いた日本への貢献意欲

みなさん、はじめまして。今見ていただいているwebメディア「NET ZERO NOW」を運営している株式会社ecologicaの代表を勤めている伊集院と申します。
NET ZERO NOWは、国内外の環境問題にまつわるニュースや、その対策を発信するメディアです。
法人としても、個人としても、このメディアを立ち上げるに至った大きな思いがあります。何回かの記事に分けて、その思いを伝えさせてください。

目次

ecologicaの事業領域について

思いを語る前に、簡単に会社の説明をさせてください。
ecologicaは、「We can change the world. Our world will change.」というビジョンのもと人と社会と地球のために環境問題に取り組んでいる企業です。これからの時代に必要不可欠なソリューションプロバイダーとして、クライアントの環境経営と社会貢献の実現を援助するサポートをしています。具体的には、CO2排出量削減アクション、カーボンニュートラル、再生エネルギー/太陽光発電の活用のサポートなどをさせていただいています。
環境問題分野において、残念ながら日本は先進国ではありません。欧米諸国に比べると、まだまだ発展途上の段階です。世界中に溢れている環境に関する情報や知識は、英語というハードルにより限られたものしか日本に流れてきません。環境への取り組みがすでに生活の一部となっている欧米に比べると、国民の環境意識も低いように感じられます。日本人として、悔しさや焦りを感じるこの現状をどうにか変えていきたい。その思いがecologicaという会社やこのwebメディア『NET ZERO NOW』を作り出すきっかけになっています。
「ecologica」という社名には、日本人の環境意識向上のお手伝いをしたい、という願いが込められています。人々にとって脱炭素化が身近になるよう、愛する日本に対し環境活動を通して社会貢献を行っています。

こちらを参照ください
>>ecologica

アイデンティティの悩みから生まれた、日本に何かしたいという気持ち

私は、生まれこそ日本ですが10歳のときから親の移住の関係でオーストラリアに暮らしています。
現地の小学校に転校になり、自身がマイノリティーの環境で育ってきたことが、アイデンティティに与える影響が大きかったといま振り返ると思います。
周りにいる友人は白人でありながら自分の風貌がアジア人であるということにより、自分が誰なのかを日々問うていた時期も10代後半では体験しました。いわゆるアイデンティティクライシスです。
しかし、長く葛藤する中で「自分の流れる血は日本人」という考えに至るようになりました。その中で「日本とオーストラリアの懸け橋になる」というのが人生のミッションだと感じるようにもなりました。
そんな気持ちを持ちながら、環境問題にはもともと小さいときから興味があったのもあり、30歳ごろからオーストラリアで太陽光発電に関する仕事をはじめています。

太陽光発電の知見を使い、日本に貢献できるんじゃないか

2011年3月11日の震災時は、オーストラリアから日本の状況を見ました。その情景を見る中で、何か日本のために社会貢献をしたいという気持ちがいままで以上に強く湧き上がるようになったんです。
そんな思いの中で、日本で太陽光発電を普及することで社会貢献ができるのではないかとピンと思いつきました。日本は、もともと原発由来でエネルギーを賄っていた一方で、2011年以降急激に、脱原発が叫ばれるようになっていたからです。自分の知見を活用することで、社会課題を解決できるのではと思いました。
そこで、ソーラー・フォー・ジャパンという会社を立ち上げます。その会社がいまのecologicaの前身です。
そのソーラー・フォー・ジャパンでは、日本内での仕事はもちろん、世界的な仕事も多く経験しています。日本企業が海外で太陽光事業を行う際のサポートや、政府支援の元、モンゴルでマイナス25℃にも対応できる太陽光発電の設立も行いましたし、バングラディッシュで一番大きな発電所の設立なども担当しました。

COPで感じた世界と日本のギャップ

そんな形で、世界を跨ぐプロジェクトに関わっていると、ある招待が届きました。それはCOP(国連気候変動枠組み条約締結国会議)に参加してみないかというお誘いです。2つ返事で承諾し参加したCOPでは、毎日が驚きの連続でした。世界規模の会議のインパクトや、熱い演説に心を奪われる毎日。
しかし、驚きとは裏腹に危機感を覚える出来事も多くありました。地球の環境問題が深刻であり、海外における環境問題に対する意識はとても高い。一方で、日本が世界から環境問題に関しては相手にされていないことを目の当たりにしたんです。

日本が見向きもされないのはなぜなのか? 解決策はあるのか? 続きは、次回の記事でお伝えします。

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