アースデイ東京2022にNZNが出展!
1970年、アメリカのG・ネルソン上院議員が4月22日を「アースデイ(地球の日)」と設定してから、「アースデイ」というイベントは世界中でおこなわれています。東京の代々木公園で4/16-4/17に開催された「アースデイ東京」は今回で21年目となり、約130団体のブースが並びました。
本メディアを運営している株式会社ECOLOGICAは、NET ZERO NOW(以下NZN)としてブースを設け、アースデイに参加しました。
アースデイ東京の公式HPはこちらです。
>>アースデイ東京 (earthday-tokyo.org)
公式HPでの、NZNの説明はこちらです。
>>NET ZERO NOW|アースデイ東京2022 公式サイト (earthday-tokyo.org)
ECOLOGICA、2度目の出展
今回のアースデイ東京への出展は、ECOLOGICAにとっては2回目。1回目の参加時から、アースデイ東京のイベントを、国連が推奨しているイニシアチブ「Climate Neutral Now」に参加し、カーボンオフセットを利用してカーボンニュートラル化する取り組みをおこなっています。
CNNの公式HPはこちら
>>https://unfccc.int/climate-action/climate-neutral-now
前回は、2021年4月17日から4月18日の期間におこなわれ、交通機関を利用して会場に訪れた参加者へ移動時間のアンケートを取り、集計した結果、約32トンのCo2が排出され、その排出量をカーボンオフセットすることにより、カーボンニュートラルが達成されています。
また、この調査結果を次年度以降に活かすため、アースデイ東京に対して、カーシェアリングや公共交通機関の使用、CO2の排出がゼロに近い地元からの参加(アクティブトラベル)を推奨しました。
今回の出展時にも、「Climate Neutral Now」に参加し、アースデイ東京2022イベントをカーボンニュートラル化すべく、来場者に対し移動手段のアンケートを実施しました。
※カーボンオフセットとは
カーボンオフセットは、カーボン(炭素)とオフセット(相殺)が組み合わさってできた言葉です。諸活動から排出されたCO2を、別の地域や国で行われている植林活動や森林保全などのCo2削減活動から創出されるカーボンクレジットを購入し、相殺する取り組みです。
多くの賑わいを見せた代々木公園
アースデイ東京当日の4月16日、17日は、代々木公園にサステナビリティを意識したブースがたくさん並び、終日多くの人で賑わいました。NZNのブースでは、
- 来場者にアンケートをおこない、人々の交通手段を確認(図1・図2参照)
- 環境に関する宣言を記載する絵馬
- (iPadを使った)環境意識のアンケート
- 「環境×企業」のパネル設置
の4つを主におこないました。
ブースには大人だけでなく、小学生から大学生までの学生もたくさん訪れ、それぞれのコンテンツを楽しんでいました。
若者の声を企業に届ける
「あなたの環境への願いを絵馬に書いてみよう!」といった取り組みでは、
お題1:2030年の理想の社会
お題2:私の環境アクション宣言
の2つのお題のうち1つを選び、一人ひとつ絵馬を書いてもらいました。
その中には
「環境問題のawarenessをあげる!社内から周りから!」
「There is No PLANET B」:世界で1つしかない地球を守ろう
「パン屋さんのパンの個包装をなくす!!」
「へいわでたのしいせかいになってほしい」
のように、各々の環境への熱い叫びが絵馬に書かれていました。
アンケートの声を少しだけ公開!
iPadでおこなったアンケートには、100名以上の回答が集まりました。そのうちの一部を紹介していきます。
「気候変動についてどのように考えますか」
「気候変動についてどのように考えますか」という問いには、約9割の方が「取り組まなければいけない重要な課題である」と答えていました。この理由としては、アースデイに参加している人々がほかの人より環境への意識が高い場合が多いため、こういった「環境への危機感」を抱いている方が多数を占めていると言えます。
「日本企業の気候変動対策の発信についてどう思いますか」
「日本企業の気候変動対策の発信についてどう思いますか」という質問には、約8割の方が「十分に発信がなされていない」と回答しました。地球温暖化が問題視されている今の社会において、環境に配慮した経営をおこなっていることは投資者や就活生への大きなアピールポイントになります。積極的に環境経営に取り組み、ほかの企業との差別化に繋げましょう。
「具体的にどんな気候変動対策をしている企業を応援したいですか」
「具体的にどんな気候変動対策をしている企業を応援したいですか」という質問への回答は、「SDGsに取り組んでいる企業」や「カーボンニュートラルをおこなっている企業」という回答が多く集まりました。
そのほかにも、「大量生産・大量廃棄の見直しをおこなう企業」や「自社の利益を削ってでも削減努力をしている企業」といった回答もありました。
「カーボンニュートラル」と「ネットゼロ」は同じ意味を持ちます。
「企業の環境経営について、どのような情報を知りたいですか」
「企業の環境経営について、どのような情報を知りたいですか」という質問へ、1番多かった回答が「グリーンウォッシュではないという証拠」でした。自社のホームページやSNSで環境への取り組みをアピールしているものの、“本当に取り組んでいる”という証拠がないため、怪しく見えてしまうことがあるそうです。「本当に取り組んでいるのに信じてもらえていないといった事態を避けるため、できる限り具体的に消費者へ情報共有をすることが大事です。
※「グリーンウォッシュ」とは
「グリーンウォッシュ」とは、企業が自社の宣伝のためにおこなう「見せかけのエコ」のことを指します。取り組みそのものが嘘の場合はもちろん、事実を過剰に伝えることもグリーンウォッシュと見なされます。
来年もブースにてお待ちしております
昨年、今年に引き続き、ECOLOGICAは2023年のアースデイ東京にも参加する予定です。また皆さんと一緒に、「環境について考える」イベントができることを楽しみにしています。